ガソリン燃焼チーム平成29年度第3回着火向上班会合報告
2018年1月31日(水)
着火向上班のH29年度第3回会合を,平成30年1月31日(水)の午後2時から岡山大学工学部の講義室をお借りして実施しました.各クラスター大学から,研究進捗状況ならびにモデル検証データの取得状況,今後の計画に関する報告が行われ,流動場における点火特性,放電挙動,単気筒エンジンによる放電と火炎核の同時計測およびLIFによるOH計測等についての報告とともに,チームリーダーの飯田先生からスーパー点火装置を用いた単気筒エンジン作動試験結果の紹介があり,スーパーリーン条件における点火および火炎核成長について活発な議論が行われました.また,CAEチームの堀先生からはHINOCAによる解析状況の報告があり,点火モデルの検証用データに関して意見交換を行いました.単気筒エンジンの最新データおよび点火モデル検証について白熱した議論が行われたため,予定よりも1時間超過して午後6時にようやく閉会となりました.その後,会場から懇親会に向かう移動中および懇親会においても議論が続けられ,2次会が終了した時には午後11時を過ぎており,大変長くまた充実した会議となりました.なお,今回会議室の確保および懇親会の設定では岡山大学の河原先生に大変お世話になりました.ここに厚くお礼申し上げます.(文責:着火向上班_津江)